自賠責保険・任意保険(1/1) 目次
まとめ解説01
自賠責保険・任意保険に関する解説試験に出るところだけギュッと圧縮!
自動車は便利な乗り物ですが、命に関わる事故を起こしてしまうこともあることから、交通事故による損害や賠償に備える自動車保険があります。。
自賠責(自動車賠償責任)保険対人賠償の強制保険
・被保険者 :自動車の保有者・運転者
・補償対象 :交通事故による他人への損害賠償責任(対人事故のみ)
・加入義務 :有り(強制保険)
・保険料 :一部の離島などを除いて、取り扱う損害保険会社や共済組合に関わらず同一(車種や保険期間によって異なる)。
・支払限度額:被害者1名につき…死亡3,000万円、傷害120万円
(一定の後遺障害の場合は最高4,000万円)
また、加害者が被害者に支払った賠償金額を請求する加害者請求だけでなく、加害者から十分な賠償を得られない場合に被害者が請求する被害者請求も可能です。
まとめ解説02と過去問
任意保険(自動車保険)賠償は数億円になることも
●対人賠償(責任)保険
保険金額:自賠責保険の補償額を超えた分の損害額(上限は保険金額)
⇒保険金額は、被害者1名につき1,000万円から2億円まで1,000万円単位で設定できますが、無制限(上限なし)とすることもできます。
対人賠償は数億円となることも有り得ますが、保険料は保険金額を無制限としても数百円の差であることが多いため、無制限が推奨されることが多いです。
●対物賠償(責任)保険
補償対象:自動車事故による他人の車やモノなどへの損害賠償
※運転者自身・父母・配偶者・子に対する損害に対しては、補償対象外。
対人・対物賠償保険では、運転免許失効中でも、第三者の財産への損害は、補償されます(飲酒運転等でも補償対象)。
●人身傷害補償保険
補償対象:自動車事故における自己の過失部分も含め、損害額全額
※契約車両に限定するタイプと、歩行中や他の車両も補償するタイプがあります。
●車両保険
補償対象:盗難または衝突、接触、火災、爆発、台風、洪水などの偶然な事故による契約車両の損害
※地震や噴火によって生じた津波や地震・噴火による損害は、特約の付帯が必要。
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